登山用品のレンタルおすすめ
登山レンタル店、レンタルの上手な借り方について説明します
登山の用品はどれも安くなってきていますが、まだ高価な道具が多いです
そんなときはレンタルが便利
安全を考えて道具をそろえると「10万円」くらいする装備が、1泊2日「1万円台」で借りられるのでオトクです
これから登山を始めるひとも、安全なレベルの道具を知って、道具になじむためには、最初は借りた方がいいと思います
まず結論からいいますと、「レンタル店」を比較してみて、おすすめは下記の2店がおすすめ
- やまどうぐレンタル屋さん
- 「La Mout」さん
この2店が比較的の理由は
「La Mout」さんはまず安さ
「やまどうぐレンタル屋」さんはサービスの良さ
これらが決めてです
個人的には安さよりはサービスのきめ細かさが重視したいところ
お金は度外視(どがいし)しても、やっぱり気持ちよく山に登りたいと思ってしまいます
「La Mout」さんもただ安いだけではなく、サービスもよくて、それもおすすめの理由
その他のレンタル屋さんもダメと言う訳で無く、それほど差はないと思います
ある程度の好みもあると思いますが、参考にしてみてください
「やまどうぐレンタル屋」
「新品レンタル」をやっているのはここだけです
扱っている製品も多く、サービスも満足度が高いと思います
「La Mout」
アウターで「パタゴニア」を扱っているのは、ここだけ
モンベル製品が多い中、他の人と差をつけたいと思っているならおすすめです
La Mont vs やまどうぐレンタル屋
「ザック30L程度」および「レンタル7点セット」の価格を比較しました。一部、単品レンタルがない店舗もあるため、基本的にセット価格で比較しています。
比較結果
La Montが安い結果になりました。
送料を含んでいないため、最終的な価格は多少変動する可能性がありますが、目安として参考にしてください。
詳細価格
項目 | La Mont | やまどうぐレンタル屋 |
---|---|---|
ザック30L程度 |
3,240円(1泊2日: 3,000円+税) |
3,000円(1泊2日: 税込) |
レンタル7点セット |
10,768円(1泊2日: 税抜9,970円+税) |
13,500円(初心者まるごと7点ダウンセット) |
送料込み価格目安
- La Mont: 約12,000円(7点セット+税)
- やまどうぐレンタル屋: 13,500円
ポイント
La Montの方が、送料を考慮しても全体的に安価です。
[登山レンタル]登山道具のスペック(レベル)と種類の「比較」
登山道具のスペックを比較しましたが、どれもほぼ同じでした。
そのほか、全体的に「モンベル製品」を扱っているお店が多いようです。
La Mont
登山道具のスペックは有名メーカーを使用しており、「高い」品質です。
単品レンタルアイテム:レインウェア、靴、ザック、ポール、ヘッドライト、ヘルメット、etc.
やまどうぐレンタル屋
登山道具のスペックは有名メーカーを使用しており、「高い」品質です。
単品レンタルアイテム:服装全般、レインウェア、靴、ザック、ポール、ヘッドライト、スノーギア、シュラフ、テント、ヘルメット、ビーコン、バーナーetc.
[登山レンタル]配送料(受け取り・返却)
配送料の比較は種類によって異なる場合が多いですが、比較的シンプルでわかりやすいのが「やまどうぐレンタル屋」です。
La Mont
サイトには一律の価格設定はありませんが、受け取り配送・返却配送の場合は別途送料がかかります。
配送だけでなく、富士山五合目(吉田口)(計3箇所で返却可能)にてレンタル品の受け取りと返却が可能です。
例:7点セットの価格
- 送料込み:11,111円
- 現地受け取り:9,970円
送料差:1,141円
やまどうぐレンタル屋
配送料のルールが明確で初心者にわかりやすい設定です。
- 合計10,000円以上の場合:送料無料
- 合計10,000円未満の場合:送料1,000円
返却時は同封された「着払い伝票」を利用すれば返送料はかかりません。
[登山レンタル]「受け渡し」と「返却」方法
レンタル商品の「受け渡し」と「返却」は、時間の余裕がある「やまどうぐレンタル屋」や「石井スポーツレンタル山専」、「山レンタルドットコム」などが初心者にはおすすめです。
La Mont
受け取りは前々日に配送されるので便利ですが、配送返却が当日発送・集荷となるため、少し忙しいかもしれません。店舗での受付も可能です。
- 受け渡し
- 配送の場合:登山予定日(使用日)の前々日到着
- 店頭の場合:登山当日店頭で受け渡し
- 返却
- 配送の場合:当日返却(1泊2日の場合、2日目の集荷が必須)
- 店頭の場合:当日中に店舗返却
やまどうぐレンタル屋
受け渡しは3日前、返却は下山翌日でもOKで、店舗での受け渡し・返却も可能なので非常に便利です。同梱の着払い伝票をそのまま使える点もラクチンです。
- 受け渡し
- 配送の場合:ご利用日の3日前に商品をお届け
- 店頭の場合:新宿店・河口湖店で試着後、その場で受け取り、または配送手続き
- ※試着後、1週間以内のご利用ならそのまま受け取り可能
- 返却
- 配送の場合:下山翌日中に返送手続き完了でOK
- 店頭の場合:当日中に店舗返却、または店舗で配送品の返却対応も可能
[登山レンタル]レンタル用品の「デザイン」の良さ
ウェアのメーカーを中心にデザイン性を比較しました。
結果として、モンベル製品が主流の中で、独自にパタゴニア製品を取り入れている「La Mont」さんが良いと感じました。
※個人的にパタゴニアが好きなため、このような評価になりました。欧米ではパタゴニアは日本のモンベルと同じレベルのブランドとされています。ただし、地域によってはモンベルの方が人気が高いこともあります。最終的には、サイトでデザインを確認して選ぶことをおすすめします。
La Mont
ファッションレベル:「上レベル」
モンベル製品が多いレンタル業界の中で、「パタゴニア」製品をレンタルできる唯一のお店です。
実際に使えるアイテムは、パタゴニア製品の中でもやや安価なものが多いですが、それでも「パタゴニア」ブランドの強さは健在です。
やまどうぐレンタル屋
ファッションレベル:「中レベル」
レインウェアやアウターは主にモンベルとミズノ製品を取り扱っています。
[登山レンタル]申込の方法
申込方法は、「やまどうぐレンタル屋」の方が選択肢が多く、便利です。
La Mont
申込方法:インターネット対応
やまどうぐレンタル屋
申込方法:
- インターネット
- 電話
- 店頭
[登山レンタル]支払方法
支払い方法では、「やまどうぐレンタル屋」が最も選択肢が多いです。
特にサービスがきめ細かく、初心者にはありがたい存在です。
La Mont
支払い方法:
- クレジットカード(PayPal)
- 銀行振込
- 代金引換
やまどうぐレンタル屋
支払い方法:
- クレジットカード
- 銀行振込
- 代金引換
- コンビニ決済
- 現金支払い
[登山レンタル]レンタルの商品は清潔か
レンタル商品のクリーニングはどちらの店舗もきちんと行っていますが、特に品質が高いと感じられるのは「La Mont」さんと「やまどうぐレンタル屋」さんです。
La Mont
専門のクリーニング会社で処理を行っています。
- 登山靴は、消臭剤を使わずに前処理を行い、「3度洗い」、汗抜き加工、専用抗菌・消臭洗剤を使用。
- 乾燥は自然乾燥で行うため、靴が痛むことがなく安心です。
- 登山靴を丁寧に洗浄しているため、他の道具のメンテナンスもしっかり行われていると考えられます。
やまどうぐレンタル屋
クリーニングは非常にきめ細やかです。
- レインウェアは撥水性と透湿防水性が保たれるように洗濯可能。
- 登山靴はソールを抜いて高圧洗浄機で洗浄。汚れが強い場合はブラシで手洗い。
- 乾燥は自然乾燥で行います。
[登山レンタル]商品を破損した場合の「保険」は?
レンタル商品を破損させてしまった場合の保険や対応については、「La Mont」さんの方がきっちりしています。
一方、「やまどうぐレンタル屋」さんでは、Q&Aに「通常使用の範囲内であれば弁償なし」と明記されており、それ以上の詳細は記載されていません。ただし、ほぼ「お客様の弁償は不要」と言っているような印象で、とても良心的です。
La Mont
保険:有り
レンタル商品には商品ごとに保険料が発生します。レンタル時に掛け捨ての破損保険への加入が必要です。
- 保険料:320円~1,850円(税抜)
- 保険料は商品ごとに異なります。
やまどうぐレンタル屋
保険:無し
Q&Aに以下の記載があります:
- 「通常使用の範囲内であれば弁償なし」
ひどい破損の場合は応相談となると思われますが、ほぼ「弁償は不要」と考えて良いでしょう。
[登山レンタル]登山を長くやるつもりの方は、レンタルは不向きかも・・
登山初心者でも、長く登山を続けたいと考えている方は、レンタルよりも購入がおすすめです。
現在の登山装備は非常に進化しており、高性能な装備を使うことで過酷な環境でも登山が可能です。しかし、これらの装備を正しく理解し使いこなさなければ、場合によっては命に関わることもあります。
そのため、自分に合った装備を選び、購入して使い慣れることが重要です。登山装備を自分の目や耳のように使いこなせるほどになれば、安全性も高まり、登山そのものがより楽しくなります。
装備の例:アバランチビーコン
例えば、アバランチビーコン(雪崩時に埋没者を探す装置)の場合、古いタイプと新しいタイプには性能差があります。しかし、古い装備でも使い慣れれば、新しい装備と遜色なく使えることがあります。
それだけ、装備を使い込むことが登山では重要です。初心者でも長期的に登山を続けるなら、自分で装備を揃える方が安全面で大きな利点があります。
[登山レンタル]登山初心者は「レンタルが最適」
一方、例えば友人や同僚に誘われて初めて登山をする場合、いきなり高価な装備を購入するのはハードルが高いでしょう。
本格的な登山を考えていない方や、「今回だけ登山を試してみたい」という方には、レンタルが便利で経済的です。
レンタルの利点
- どの装備を揃えるべきか迷う必要がない。
- コールセンターなどのサポートが充実しており、初心者の疑問にも丁寧に対応。
- 初めて高価な装備を購入する前に、レンタルで試せる。
レンタルを活用するポイント
登山装備は高価であり、また自分に合うものを選ぶのは難しい場合があります。特に性能が良い装備でも、初心者には使いこなせない場合もあります。
例えば、超軽量ザックは強度がギリギリに設計されているため、使い方に注意が必要です。ポケットが少なく、使い勝手が悪い場合もあります。そのため、高価な装備を購入する前にレンタルで試すのは賢明です。
まとめ
長期的に登山を続けたい方は、装備を購入して使い慣れることが大切です。一方で、初めて登山をする方や試しに登山をしてみたい方には、レンタルが便利で負担が少ない選択肢となります。
[登山レンタル]ハイキングでのレンタルはメリットデメリットがあります
ハイキング(高尾山など)程度のレベルであれば、基本的にレンタルの必要はありません。
レンタル品1つ1つの価格はそれほど高くないものの、複数を組み合わせると意外と高額になるため、持っている装備で十分対応できる場合が多いです。
ハイキングに必要な装備
- 現在位置がわかる装備(例:スマートフォン)
- 運動靴や普段使いのリュック
スマホを持っている方が多い今、ハイキング程度なら特別な装備は必要ありません。むしろ、お昼やおやつを用意する方が大切です。
例外:スタイルを重視する場合
ただし、スタイル(ファッション)を気にする方には、レンタルでファッショナブルな装備を選ぶのも良いでしょう。
[登山レンタル]レンタルを「おすすめする装備」「おすすめしない装備」
これが富士山レベルの登山になると、簡単な装備では対応が難しくなります。その場合はレンタルを検討しましょう。
以下に、個人的な意見としてレンタルを「おすすめする装備」と「おすすめしない装備」を説明します。
おすすめする装備
- レインウェア(突然の天候変化に対応)
- 登山靴(防水性・安定性が必要)
- ザック(適切な容量が必要)
- ヘッドライト(夜間の安全確保)
おすすめしない装備
- 衣類(好みのフィット感や素材の確認が難しいため、自分で購入がベター)
- 小型の道具(手袋、帽子などはコストも低く、購入した方が衛生的)
レンタルを活用することで、初心者や短期間の登山者には大きなメリットがありますが、購入した方が良い装備もあるので、状況に応じて使い分けましょう。
[登山レンタル]レンタルを「おすすめする装備」
1)ウェア類
ウェアは機能の説明を確認できればレンタルで問題ありません。ただし、防水性やゴアテックスの特性など、適切な説明を受けることが重要です。
コールセンターを活用して、機能について質問することをおすすめします。
2)ザック
ザックは比較的簡単に使える装備ですが、最近の製品には多機能なものが多いです。不明点があれば確認すると安心です。
3)ヘッドライト
使い方はシンプルなものが多く、レンタルで十分です。ただし、事前に電池や点灯確認を行い、保管場所を決めておきましょう。
4)ストック
ストックはレンタルで十分です。伸縮自在のタイプが多いため、固定の調整方法などを確認しておきましょう。
5)ヘルメット
一般的なハイキングでは不要ですが、環境や条件によって必要になる場合があります。富士山登山などでは検討してみてください。
6)ピッケル
使い方がシンプルな装備で、最初はレンタルで十分です。購入するのは後回しで問題ありません。
7)ゾンデ
冬山装備の1つで、必要性が高い装備です。レンタルで試してから購入を検討すると良いでしょう。
8)スコップ
伸縮タイプが多いので、使い方を確認してレンタルするのがおすすめです。
9)子供用品
子供の成長に合わせて装備を買うのは大変なので、レンタルが経済的です。
10)シュラフ
泊まりの登山をあまりしない場合、シュラフのレンタルは便利です。購入するまでの間、レンタルを活用しましょう。
[登山レンタル]レンタルを「おすすめしない装備」
11)アンダー類
直接肌に触れるため、自前のものを用意するのが良いでしょう。レイヤリングの重要な部分を担います。
12)サングラス
紛失しやすいため、自前の安価なものを使用するのがおすすめです。
13)登山靴
フィット感が重要なため、必ず自分のものを用意してください。合わない靴は登山全体に悪影響を及ぼします。
14)アイゼン
登山靴との相性が重要です。自前のものを使用するのが安全です。
15)ビーコン
練習が必要な装備です。自前のものを使い込んでおくことが重要です。
16)GPS機器
操作に習熟が必要です。購入または早めにレンタルして練習することをおすすめします。
[登山レンタル]レンタルするか検討が必要な装備
17)コンパス
使い方を覚える必要があるため、自前で準備し、勉強するのが良いでしょう。
18)冬用グローブ
指先の冷たさへの耐性を知るためにも、自前のものを用意するのがおすすめです。
19)魔法瓶
口をつける部分が気になる方は、自前のものを用意してください。
20)軽アイゼン
使用状況が限られますが、余裕があれば自前のものを用意するのが安全です。
21)テント
ある程度の習熟が必要ですが、高価な装備のため、レンタルも選択肢として検討してください。
[登山レンタル]小物や消耗品は借りられません
小物類や消耗品は借りられない場合が多いので、自前で用意しましょう。
登山装備は単に借りて使うだけではなく、使用方法を覚えることが大切です。装備を活用することで、危険な状況で自分を守る力となります。